世界に1つの着物で世界に1人の自分を大切にする【細越山 友梨】

interview

細越山 友梨ほそこしやま ゆり

北海道札幌を拠点に活動する着物リメイクブランド“SAISEI”のメンバーで、主に服のデザインを担当。

ブランド名の“SAISEI”には日本語で廃れてしまったものを再び復活させる、生まれ変わらせるという意味がある。

着物リメイクブランド“SAISEI”で活動する細越山さん。

そんな細越山さんの着物カジュアルを広めたいという想いには、日本への誇りや若者をはじめとした日本人に対する期待が込められていました。

今回は着物カジュアルを始めたきっかけや、ブランドとしてのこだわり着物カジュアルを通して実現したいことなどをお話いただきました。

目次

着物カジュアルを始めたきっかけ

SAISEIサムネ

——— 着物カジュアルに出会ったきっかけを教えてください。

細越山 友梨さん(以下、細越山):私の本業は鍼灸師なんですけど、鍼灸は自然を活用して自然のことを深く知ることで、施術にフォーカスできます。この自然というものを突き詰めていく中で、着物にたどり着きました

——— なぜ着物なのですか?

細越山:今、化学製品のものがすごく多かったりとかして、アレルギーとかもすごく多い時代の中で、着物は自然素材でできています。そうしたときに、自然素材の日本の着物は、人の健康という部分に対しても、すごく価値のあるものなのではないかと思いました。

——— 初めて着物のリメイクをしようと思ったきっかけはありましたか?

細越山:本当は自分で着物を着たかったんですけど、自分自身で着物を着るというのはなかなか手間もかかります。そうなったときに、自分自身でデザインを考えて、リメイクしてそれを洋服に仕立てあげたら、カジュアルに着れるのではないかと考えたのが、1番初めのきっかけです。

SAISEIでの活動内容

saiseiロゴ

——— SAISEIさんではデザインからリメイクまで細越山さんがされているのですか?

細越山:デザインは私がおこなっていて、実際に形にする縫製の部分は、小さいお子さんがいて働くことが難しい主婦の方や定年で退職し、働き口のない方などに依頼をしています。

社会貢献がしたい、活躍したいという方たちもすごく多いので、そういった方たちにお仕事を振ることで、もっと女性の活躍の場が増えるといいなと思っています。

——— デザインなどをするうえで、服飾に関する知識や技術は過去に勉強されていたのですか?

細越山:私は本当に勉強などはしたことがなかったです。私含めて3人のメンバーがいるので、3人で相談したりしながらデザインなどをおこなっています。

SAISEIとしてのこだわり

——— 服をデザインするうえでのこだわりはありますか?

細越山:洋服には流行りがあると思いますが、できるだけ長く着用していただきたいという気持ちが根底にあります。

そのため、色々な組合せができるかつ、春夏秋冬とオールシーズン使える組合せができるようなデザインのアイテムを考えています。

——— オンラインショップには女性向けのアイテムが多いですが、男性用アイテムも制作は可能ですか?

細越山:もちろんです。ちょうど今、男性用の襟なしのジャケットを作っています。

このジャケットだとカジュアルに着ることもできるし、ワイシャツを下に着てフォーマルにすることもできるし、着回しのしやすいアイテムになっています。

また、大島紬おおしまつむぎという素材を使用したジャケットがあって、それだと冬はあったかくて春夏は涼しい素材なので1年中着用することができます。

着物カジュアルを広めていく中で実現したいこと

saiseiこだわり

——— SAISEIというブランドを通して、社会に与えたい影響などはありますか?

細越山:今の日本では若い人ほど日本に対して暗い気持ちになってしまっていると思います。ただ、昔の日本の伝統文化を思い返したときに、着物ってすごい繊細なもので、日本人にしかできない技術だと思います。なので、特に若い人たちに、着物など日本の伝統文化を通して、日本を少しでも誇らしいと思うきっかけを与えたいです。

またこれから海外に行くことも増えるであろう若者たちが、着物をリメイクした洋服を着て、外に出かけることで、外国の方との会話のきっかけになったり、自分自身も日本の伝統文化について深く知ることができたりとコミュニケーションが広がると思います。

今後の目標

saiseiおしゃれ

——— これからしていきたいこと、あるいは予定していることなどはありますか?

細越山:4月までに商品をたくさんアップしていきたいです。そして、その商品を札幌などでポップアップをおこない、販売することで、手にとって実際に見ていただく機会を増やしていきたいなと思っています。

あとは、若い方たちのパワーがすごくて、そういう人たちがこれからの時代を動かしていくのかなという気持ちもあります。

なので、10代、20代の方たちに私たちが作っている商品を使って、若い人たちなりの様々なファッションをしていただいて、それをInstagramなどにアップしたいなという風に考えています。

——— POPUPの日程などはすでに決まっていますか?

細越山:4月に開催することは決めていますが、まだ日にちまでは確定していないです。

また札幌はもちろんなんですけど、全国各地でポップアップをおこないたいと考えています。

まとめ

saisei後ろ姿

今回は着物リメイクブランド“SAISEI”のメンバーとして活動する細越山 友梨さんに着物カジュアルを始めたきっかけ着物カジュアルを広めることで実現したい世の中今後の目標といったお話しをうかがいました。

今後拠点の札幌をはじめとした場所で、ポップアップが開催されることもあるようなので、最新の情報を入手したい方はInstagramアカウント(saisei_official)をチェックするとともに、ぜひポップアップを訪れて実際に服を手にとって着物カジュアルの魅力を実感してみてください。

細越山さん、今回はインタビューをお受けいただき、ありがとうございました。

SAISEI

公式サイト:SAISEI

Instagram:saisei_official

最後までご覧いただきありがとうございました。

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この記事を書いた人

はじめまして、和-Yamato-です。
私たちは近年の日本経済/着物業界の衰退に対し、
着物リメイクという切り口で新たな突破口となります。
私たちは着物のリメイクを”Kimono Casual”と呼び、
海外への普及を目標としています。

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